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僕が節約しないわけ~漁師とコンサルタントのたとえ話は、ゴール設定が鍵~

      2015/09/15

皆さんは節約に興味がおありですか?

ミニマリストときくと、節約至上主義のイメージをもたれるかたもいらっしゃるかもしれません。そういうかたがいらっしゃるのは事実ですが、全てではありません。たとえば、自分は全く節約を意識しないミニマリスト志向者です。

今日は、何故自分が節約を意識しないのかご紹介したいと思います。

本編に入る前に広告です

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本編入ります

大前提: お金は使うためにある

まず、大前提からお話しします。

どうしてこんなにお金が貯まるの?最近、口座残高が右肩上がりないくつかの理由」でも述べましたが、お金とは、国が保証した引き換え券です。使うあてがないクーポンを貯め続けていても意味がありません。使わない限り、引換券はただの紙切れでしかないからです。

じゃあ、節約や貯金は無駄なのでしょうか。そんなことはないと思います。家を買うため、子どもの養育費、早めにセミリタイアしたいから、万が一の時に備えて――目的は様々ですが、これらの節約&貯金も、ゴールが「お金を使うこと」である点では一緒です。

ただ、しばしば節約や貯金に気をとられすぎていると、この前提を忘れがちになるなーということです。

貯めるのも増やすのも使うため

目的が「お金を使うこと」であるのは、お金を投資運用する場合も同様かと思います。

常にレバレッジを利かせ続けていては、クーポン券で無限にクーポン券を交換し続けている状態と変わりません。そうして増やしたクーポン券も、最終的にはレバレッジ0の消費行動に費やすことになるのだという前提は変わらないのです。

(上記では便宜的に除外しましたが、レバレッジ0ではない消費行動もあるかと思います。簡単にいうと、「クーポン券を使ってご飯を食べて、その食事でまたクーポン券をもらえば、消費行動しつつクーポンをもらい続けられるよね!」みたいな話ですね)

話の途中ですが、ここで広告です

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続きます

漁師とコンサルタントのたとえ話

先日、pha著の「ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法」を読んだのですが、その中に興味深いたとえ話がありました。ちょっと長いですが、ご紹介したいと思います。

メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。
その魚はなんとも生きがいい。
それを見たアメリカ人旅行者は、
「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」と尋ねた。

すると漁師は 「そんなに長い時間じゃないよ」と答えた。

旅行者が 「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」
と言うと、漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。
「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」と旅行者が聞くと、

漁師は、「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」
すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。
「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。 そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。 そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキソコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」
漁師は尋ねた。 「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」

「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」 と旅行者はにんまりと笑い、
「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
「それで?」

「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。どうだい。すばらしいだろう」

メキシコ漁船の有名な寓話のコピペを辿る・・・

このたとえ話は有名なので、ネット上で探せば、色々言及があります。基本的には「ほしい生活は自分の身近にあるんだよ」的なメソッドで語られることが多いですが、中には、

  • 「結果は同じでも、資産がある分、後者の方がリスクに強い」
  • 「後者の方が、自分だけでなく周囲の人も幸せにしている」
  • 「後者の方が、人間的に色々な経験ができる」

などのコンサル側に立った意見もあります。

コンサルタントはプレゼンに失敗している

これらの意見はある意味もっともですが、だとすると、このコンサルタントは完璧にプレゼンに失敗しているといえるでしょう。漁師に、事業を興すだけの魅力的なゴールを提示できていないからです。

小さな海辺での暮らしも、妻とのシエスタも、子どもと遊ぶ時間も、夜にちょっと飲む楽しみも、漁師は既に手に入れています。これをゴールに設定している以上、途中の事業に費やす数十年間はただの回り道です。コンサルタントは、既にそれらを手に入れている漁師に向けて、数十年費やす価値のあるプラスアルファを提示するべきでした。

設定するゴールによって見方が変わる

つまり、焦点はゴールとして何を設定するかです。

この設定のしかたによって、このたとえ話は「無意味な回り道を提案するコンサルタントの話」にも「冒険をせず小さなゴールに甘んじる漁師の話」にもニュアンスを変えるかと思います。

僕のゴールは、今ここにある

なんだかかっこいい見出しになってしまいましたが、自分のゴールについて考えてみたいと思います。

ためしに、ゴールをイメージしてみる

節約・貯金・投資のいずれも、そのゴールが「お金を使うこと」である点は一緒です。つまり、「どうお金を使うのか」のゴールをイメージして、それに見合ったルートを選ぶ必要があります。

そして、自分の場合、そういった「お金を使うイメージ」をしてみた時、さして大金が必要になるシーンがないのです。

財布の中身がいくらだろうと、使い道が変わらない

仮に預金残高が百万円でも五百万円でも一千万円でも僕は同じ本を買うでしょうし、財布の中の万札が一枚でも十枚でも百枚でも、同じ食事をとるかと思います。今と何ら変わりません。なら、僕のゴールは既に目の前にある気がします。

いわば、僕は既にゴールにたどり着いた漁師であり、僕の中のコンサルタントは、この漁師を発奮させるだけの魅力的にゴールをまだ提案できていないのです。なので、今のところ、僕は特に節約を意識することなく、ちょっと漁をして、気ままにシエスタしたりギターを弾いたりしながら日々を楽しんでいるわけです。

まとめ

というわけで、自分が節約しない理由について書いてみました。いかがだったでしょうか。

一応補足しておくと、この記事は節約や貯金や投資を否定するものではありません。ただのゴール設定の違いかと思います。僕自身、自分の中のコンサルが魅力的なプレゼンをすれば、シエスタや晩酌を切り上げて自前の水産品加工工場を建てることにやぶさかではありません。

余談

記事に入れようと思ったものの、字数の都合などで入らなかったテーマについて以下に備忘します。

節約しない結果として、実際自分が何にお金を使っているか

これを書くと、記事の長さが二倍か三倍に膨れ上がりそうでした。機会があれば、また別記事として書きたいと思います。

「投資」「消費」「浪費」「空費」

こういう節約タームとしてよく登場する「投資」「消費」「浪費」「空費」と絡めて何か書けないかなと思ったのですが、金銭以上の価値を得る意味での「投資」と、クーポンでクーポンを買い続ける純然たる投資運用を同じ記事内に登場させると、字義が混乱しそうでした。

結果、今回は見送ることに。

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