以前、こんな記事を読みました。
私が108円の支払いにクレジットカードを使う理由 ~現金支払い主義者を撲滅させたい~ – さようなら、憂鬱な木曜日
朝、駅チカのコンビニでレジの列に並んでいると、愕然とすることがある。私より前の列に並んでいた人たちが、いざレジで会計するときに、財布の中をごそごそとやっているのだ。複数あるレジの全てで、彼らはごそごそ…
筆者は、コンビニでのクレカ決済でサイン・暗証番号の入力が不要であることを知りませんでした。「いちいちサインが必要なら、現金で払った方が早いや」と思って、今までずっと現金払いしていたのです。しかし、上記の記事で、筆者はついにコンビニ等でのカード決済に署名は不要であることを知ったのです。
そっちの方が楽なら、楽な方を選びます。ズボラだからね!
便利すぎるぞ、クレカ決済
というわけで、最近コンビニやスーパーでの会計は、ほぼカードで済ませるようになりました。これが本当にはんぱなく便利で、最近、僕の頭の中では革命のファンファーレが鳴りやみません。
筆者、カードをすっと出す。
店員、カードをしゅっとやる。
筆者、カードをすっと受け取る。
すっ、しゅ、すっだけで済んでしまいます。快適。
小さい財布を使っていたから、よけいに革命的だったのかもしれない
アブラサスの小さい財布は、小銭の出し入れにコツがいる
筆者は、アブラサスの小さい財布を使っています。
膨らんだポケットを卒業せよ!世界最小の財布abrAsus (アブラサス)の驚異的な使い勝手を感想レビュー
普段持ち歩くものの最たるもの。それが財布です。 外出の時、鞄は持たなくても、財布 …
この財布、小さくてとても使い勝手がよいのですが、小銭の扱いだけは若干のコツを必要とします。意外と小銭入れの口が広いので、百円とか十円とかが区分けできず混ざっちゃうのです。
意外にも、小銭の扱いやすさは薄い財布の方がいい気がする
ちなみに、意外に思われるかもしれませんが、小銭の扱いやすさなら、同じくアブラサスの薄い財布の方に軍配が上がると思います。一列に並べられるので、仕分けしやすいのです。
クレカ決済なら、小銭の出し入れ不要なので楽
そういうわけで、カード決済に移行した結果、小銭の支払いが楽になったのは、うれしい福音でした。今までは、レジで店員さんがバーコードリーダーをぴっとやっている間に、さりげなく小銭入れの中の百円玉や十円玉を選り分ける作業をしていました。しかし、今はカードをすっ、しゅっ、すっです。
お釣りを間違われることがない
一括払いなら、安心だね
クレカでの支払いは、基本的に一括払いです。一括でなければ手数料が発生するので、コンビニやスーパーなどの少額支払いで分割払いをする意味はほぼないでしょう(そもそもコンビニ等ではできないかもしれません)。ぴったりその額が支払われます。
どういうことかいうと、クレカ決済にはお釣りが発生しないということです。お釣りが発生しないので、もちろんお釣りの取り間違いも発生しません。
店員さんにとっても楽なのではないか
お釣りが発生しないということは店員さんにとっても喜ばしいことではないでしょうか。
店員さんも人間ですから、間違うこともあるでしょう。そういう時に責任を問われたり、ネコババを疑われたりするのは、辛いものです。筆者の妹も昔レジ打ちバイトをやっていたことがあるのですが、一度ネコババを疑われたことがあったらしく、大変だったそうです。
カードの支払いなら、その辺の会計額の担保は機械がやってくれます。
ただ、会計を間違われた時はかえって面倒かもしれない
会計間違いのリスクは、クレカでも変わらない
いいところばかり語ってもフェアではありません。今のところ感じているデメリットも書きたいと思います。
上記では、「お釣りが発生しないのでお釣りの間違いが発生しない」と書きましたが、会計を間違われる可能性自体は依然として残ります。同じ商品を二回計上してしまった場合とか、バーコードのない直接入力系の商品(生鮮野菜など)を打ち間違えてしまう場合ですね。
クレカで会計を間違うと、払い戻しが面倒かもしれない
そういった会計額自体が間違っている場合、クレカで支払っていると、払い戻しがかえって面倒かもしれません。「かもしれない」というのは、まだ会計額でそのようなトラブルに見舞われた経験が今のところないからです。
なので、面倒なのか面倒でないのか、まだわかりかねています。でも、面倒そう。この辺、詳しいかたやレジ打ち経験のあるかたがいらっしゃったら、是非意見を聞いてみたいです。
コンビニ以外で出すと、かえって時間がかかる
コンビニ感覚でクレカ決済に慣れていると、たまにサインの必要性を失念する
クレカ決済に慣れ始めると、とりあえず店での会計をカードで済ませようとする癖がついてきます。
しかし、サインや暗証番号の入力が不要なのは、コンビニやスーパーが特別なのであって(知っている限りだと、他にユニクロなどもサイン不要)、普通はそれらの本人確認が必要です。
なので、コンビニやスーパーの感覚で、小料理屋などでカードを取り出すと、かえって会計でまごついてしまうかもしれません。
ある日のランチで体験した感動のストーリー
この間も、こんなことがありました。
職場の近くで久しぶりにランチを楽しんだ時のことです。いざ会計をカードで支払おうとしたら「ちょっと待ってください」と言われて数分待たされたことがありました。なんと、普段カード決済を利用するお客がいないからと、決済端末を店の奥にしまいこんでいたのだそうです。
「ありましたよ!」とやり遂げた笑顔で店長が端末を引っ張り出してきた時、僕も謎の一体感に襲われて「やりましたね!」と喜んでしまいました。あの瞬間、僕らのソウルはひとつだったと思います。
まとめ
切符を買わずSuiCaで電車代を清算する光景は当たり前になった
今やJRやメトロで毎回わざわざ切符を買うシーンはめっきりなくなってしまいました。
たとえ、定期を持っていない人でも、電車の利用は、スイカやケータイで済ませるかたが多いのではないでしょうか。その方が便利だからです。
もし、全ての人が毎回券売機で切符を買わなければならないとしたら、朝の通勤時の混雑は、今の二倍や三倍では済まないことでしょう。
SuiCaを改札にタッチするように、僕らはやがてコンビニでクレカを使うかもしれない
スイカやケータイを使って電車代を支払うシーンは、ここ十数年で一般化し、僕らにとって日常風景になりました。コンビニやスーパーでのクレカ決済も、やがてはそうなっていくのではないでしょうか。
毎回券売機で切符を買う人が少数派であるように、現金払いをする人は少数派になるかもしれません。いや、もしかして、もう既にそうなりつつあるのかも。だとしたら、最近の筆者は、やっと時代に追いついたことになります。
皆さんも、コンビニでためしに「すっ、しゅ、すっ」してみませんか? ちょっと楽しいですよ。
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