Kindleのフラグシップ端末、Kindle Oasisが発表されました。
Kindle Oasis Wi-Fi バッテリー内蔵レザーカバー付属 ブラック キャンペーン情報つきモデル
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去年くらいから噂されていた新端末です。
今年の三月に、母にkindle voyageをプレゼントしたので、ちょっと時期を誤ったかなと一瞬思ったのですが、スペックを見る限り、微妙な感じでした。これなら、自分的には、voyage一択です。
また、こんなエントリを読みました。
http://azanaerunawano5to4.hatenablog.com/entry/2016/04/14/120616
たしかに同意です。自分も思いました。コレジャナイ感。
でも、筆者がkindleの電子インク端末に求める機能は多少異なっています。
というわけで、自分の理想のKindle Oasisについて語ってみたいと思います。
大容量オプションがあってほしい
まず、これです。
現行のkindle voyageの容量は3GB程度しかありません。実機を持っていませんが、paperwhiteも同様でしょう。公式のスペック表を見る限り、ストレージ欄の文言はどれも変わらないので、基本は一緒だと思われます。
30GBではなく、3GBです。
小指の爪ほどのmicroSDが32GBだったりする時代に、この容量は少なすぎます。漫画などを落としていると、結構すぐ容量が尽きてしまいます。機能自体は現行ママでもいいので、容量を変えられるオプションをつけてほしいです。
百歩ゆずって、今回のoasis付属のカバーが、容量拡張意図だったら、まだ歓迎できました。
ディスプレイサイズが10インチ弱程度になってほしい
次に、こちら。
電子インクは広い画面が苦手
現状発売されているkindleの電子インク端末は、全て6インチです。
これには技術的な問題が絡んでいます。電子インクは一瞬で画面を書き換える作業が苦手なのです。そのため、ディスプレイが広ければ広いほどもったりすることになります。
でも、そこをなんとかして、10インチ弱の端末を作ってほしい。8、9インチくらいでもいい。とにかくもう一回り大きい端末が切実にほしいです。
10インチ弱なら、漫画が見開きで読める
何故なら、6インチより一回り二回り大きいくらいのサイズなら、おそらく漫画が横画面モード(見開き)で読めるようになるからです。
現状の6インチでも読めないことはないのですが、かなり目が疲れます。筆者は目が悪いので、別途虫眼鏡がほしくなります。
カラー対応はそれほど期待していない
多分実現したとしても爆遅になる気がする
上記のように、電子インクには得手不得手があるので、筆者はカラー電子インクにはあまり期待していません。爆遅になるのが目に見えているからです。
目にやさしいカラー端末があれば、たしかに最強ですが。白黒一色の世界は、それはそれでシンプルで居心地がいいです。
表示速度の向上
これも電子インクの性質に絡む話です。
どうしても電子インク端末は表示に一瞬のラグが生じます。もうすっかり慣れてしまったので特に不満はないのですが、この表示速度が改善したとすれば、割とわくわくする気がします。
ブラックアウト間隔の改善
あと、ブラックアウトのタイミングです。
現状のkindleブラックアウト間隔は6ページ
電子インク端末は、何回も描画していると、画面に薄く前のページの痕跡(お化け)が残っていくので、数ページに一度画面をいったんリセット(ブラックアウト)させる仕様があります。
これがkindle voyageの場合、6ページに一回。
やっぱり慣れてしまったので、不満はないのですが、もしこの点が改善されて20ページに一回のブラックアウトなどになったら、かなりテンション上がる気がします。
(たしか、Kobo端末は15ページに一回ブラックアウトだったはずなので、20ページに一回は、それほど非現実的な数字ではありません)
まとめ
現状、kindle voyage一択
というわけで、つらつら妄想してみました。
冒頭に書いた通り、現状、自分が選ぶとすれば、kindle voyage一択かなと思います。
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コスパ的には、paperwhiteなのかもしれませんが、やはりページ送りボタンの存在は大きいです。これに慣れると、タッチスクリーンのみのpaperwhiteを選ぶ気にはなれません。安物買いは後悔のもとですしね。
今年のGWは、帰省した実家で、母とkindle談義をするのが楽しみでなりません。