ミニマリストという単語は、今年2015年の流行語大賞候補にノミネートされているそうですね。
筆者の予想では、今でさえ定義のはっきりしないこのミニマリストという単語は、2016年にはますます混迷を極め、最終的にゲシュタルト崩壊する気がしています。
断捨離が、本来の意味を離れて単に捨てるくらいのニュアンスで使われているように、あるいは壁ドンやツンデレのように、本来の意味からだいぶ違った使い方をされるようになるのではないでしょうか。
そういった時、ゲシュタルト崩壊したミニマリストのかわりに、新たに最小限主義者を表すナウくてヤングな呼び名が必要となるかもしれません。
というわけで、今回は、そんな混迷の2016年を予見して、新しいミニマリストの呼び名を考えてみたいと思います。
2016年の新しいミニマリストの呼び名を考えてみる
モノ少ないのんのん丸
いきなり飛ばしていきます。
「モノ少ないのんのん丸」――なかなかこれは使い勝手がよい言葉ではないでしょうか。激おこぷんぷん丸みたいなニュアンスで使いたいところてす。筆者は、「忍ペンまん丸」的なマスコットキャラクターが手を振っているところまで妄想しました(世代がばれそうですが)。
ほどよくネットスラング的で、字面もかわいく、LINEなんかで学生がやりとりする時もすんなり使えそうです。
「ぼくたちに、もうモノは必要ない。~断捨離からモノ少ないのんのん丸へ~」
いかがでしょうか。これなら、もうミニマリストを指して意識高い系(笑)などと言う人もいなくなるのではないでしょうか。とても平和でピースフルな響きがします。
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ –
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スクナヒコナ
これは説明が必要でしょう。
スクナヒコナ(あるいはスクナビコナ)というのは日本神話に登場するとても小さな神さまで、一説には一寸法師のモデルになったともいわれています。漢字表記は少名毘古那、須久那美迦微、少彦名、少日子根などです。
もちろん、モノが「すくな」いに引っ掛けた呼び名というわけです。
さりげなく日本神話からルーツを持ってくる辺り、隠しきれない厨二くささが漂っていて、なかなかナイスではないでしょうか。かつ、微妙にそんなにかっこよくないという外し技。年季の入った中二病患者のオーラを感じます。
「物を捨てきれないなりにスクナヒコナ目指す。」
意外に語呂もいいです。
「ミニマリスト」同様六文字の単語なので、今までのブログ名からすんなり差し替えることが可能です。互換性という意味でも素晴らしい。
ミニマリスト系ブログ(シンプルライフ、断捨離を含む)、ルームシェア、読書(kindle本など)、創作ヲタなので、たまに自分の趣味周辺とか。
ミニマ
もう六文字も長い。三文字に略してしまえ。ミニマリストから、ミニマへ。日本人お得意の簡略化で、よくわからない和製英語化の一途をたどってみる。
まるでマクドナルドをマックと略すようなニュアンスで、「週末はちょっとミニマしちゃう?」みたいな軽いニュアンスで使えそうです。関東は「ミニマ」、関西は「ミニマリ」などと略称を微妙に変えてみると、ますますマクドナルドっぽさが際立ちます。
「物を持たないミニマ」
もはや何が何やらわかりません。語呂ではスクナヒコナに負けますが、よりブログ名が短くなるので、これはこれでミニマル化の極地かも。
まとめ
というわけで、来る混迷の2016年に先取りして、ミニマリストの新しい呼び名を考えてみました。いかがだったでしょうか。皆さんの琴線に触れるナウでヤングな呼び名はあったでしょうか?
筆者的には、当初スクナヒコナを推していたのですが、冷静に考えてみると、やはりあまりかっこよくないので、今はモノ少ないのんのん丸に気持ちが傾きつつあります。適度に間抜けでかわいいです。そもそもミニマリストという言葉はかっこよすぎるので、このくらいのかわいさを狙ってみるのもいいかもしれません。