時短を実現するため、作業の効率化施策を色々考えています。
その中のひとつで「スマホでマルチウインドウできれば、色々と捗るのでは?」と思ったので、やり方を調べました。
スマホでマルチウインドウするための前提
android7.0以降で実現します。何故なら、android7.0から正式にマルチウインドウモードがOS標準機能として搭載されたからです。
android7.0未満でも、開発者モードで機能が利用できるらしいですが、自分は確認していません。iPhoneのことは、よくわかりません。
android7.0でマルチウインドウするための方法
マルチウインドウにする方法
テキトーなアプリを開いた状態で右下の四角マークを長押しします。
すると、こんなかんじでスタックしているアプリの一覧が出るので表示したいアプリを選択します。(分割モードに対応していないアプリの場合は、「分割画面がサポートされていません」という文章が表示されます)
表示されます。これだけ。
マルチウインドウからシングルウインドウに戻す方法
シングルウインドウに戻りたい時は、もう一度右下の四角マークを長押しして戻ります。
ちなみに、マルチウインドウ中は、四角マークのデザインが変わるみたいです。これはOS標準じゃなくて、もしかして機種依存デザインかもしれません。
横画面表示(ランドスケープ対応)
横画面表示でも表示されてくれます。
パーティション調整の方法
このウインドウのパーティション(ウインドウとウインドウの境目の黒い線)を調節したいのですが、自分の端末(QUA PHONE KVY42)ではできませんでした。一応OS的にはできるみたいなので、これはQUA PHONE KVY42が対応できていないだけか、どこかに設定項目があるのかもしれません。
調べた限りでは、以下の記事のような手順を踏むと、パーティション調節ができるようになるみたいです。
ZenFone 3でマルチウィンドウ機能の画面サイズを変更する方法
要約すると、「設定>ディスプレイ>表示サイズ を小にする」です。
ただ、これはZenFoneの場合の手順です。QUA PHONE KVY42でも一応試してみましたが、うまくいきませんでした。他の機種でうまくいく可能性はありますが、未検証です。
マルチウインドウしてみての使用感
というわけで、マルチウインドウしてみました。
気になるところは、画面サイズと速度
画面が小さいので、結構操作にはコツがいります。読むのに支障なければフォントやレイアウトのサイズは、小さくした方がいいでしょう。
あとは、速度。マルチディスプレイになるということは、二つのアプリを同時に動かしていることになるわけで、それだけメモリを食います。QUA PHONE KVY42はぎりぎり使用に耐えうる速度でしたが、性能的に落ちるスマホだとかなりもったりしてしまいそうです。
動画系アプリと相性よし
使うシーンとしては、早速この記事を書く上で役立ったのですが、youtubeアプリで音楽を聴きながら、ブラウザ検索するような使い方が便利でした。
youtubeアプリは基本バックグラウンド再生できないので、音楽動画を流しておくにはアプリを立ち上げ続けなければなりません。しかし、それでは他作業ができない。そこでマルチディスプレイです。マルチディスプレイにしておけば、youtubeアプリを開きながら、ブラウザ検索等ができて快適です。解決。
youtubeとかamazonプライムビデオを視聴しながら、マルチディスプレイ側でLINEでだらだら喋るなんて使い方もよさそうですね。
自分は、電卓アプリを片側に表示したいかも
あと、自分の場合だと、まだ試してないですが、電卓とgoogle keepの組み合わせが便利そうです。
僕の記事は、ちょくちょく計算式が出てきます。記事の草案はgoogle keepにまとめることが多いです。なので、今まで結構な頻度で行ったり来たりしていました。マルチディスプレイなら、両方同時に表示しながら作業できます。
まとめ
調べてみたものの、「そもそも、自分、普段マルチディスプレイほしいタイミングあるか…?そこまで劇的に使い勝手いいかんじでもないし…」と半分疑惑も持っていました。
でも、よくよく考えてみると、色々使いどころはありそうです。youtubeアプリを別タブで開けるのは本当に便利。もうちょっと触っていれば、更なる魅力に気付けるかもしれません。
ただ、欲をいえば、パーティションバーの調節がしたいです。これができれば、もっと格段に便利になるはずなんですが。本当にQUA PHONE KVY42ではできないんでしょうか。もうちょっと方法を漁ってみたいと思います。