ないなりです。
【前回のあらすじ】
自転車を自転車屋に持っていって、無事ハンドルのぐらぐらを改善したないなり。しかし、帰路の途中、まさかの後輪がパンクする事件発生。ないなりの自転車ライフの明日はどっちだ。
というわけで、今日は自転車のパンク修理をしていきます。前回、自転車屋さんに持っていって、アウトソースにはお金がかかることを実感したので、今回は自分で修理するべくがんばってみたいと思います。
早速百均でパンク修理道具を買ってきました。お値段安定の108円。パンク修理とか全然やっことないけれど、こいつがあればきっと大丈夫。
とりあえず、バルブを留めているネジをゆるめます。これは自転車購入時、お店のお兄さんに説明されていたのをなんとなくおぼえていた。自転車というのは、これでもって、タイヤチューブをホイールに留めているので、チューブをなんちゃらする時は、こいつを外さなくてはいけないらしい。
完全にとったところ。よしよし、いいかんじ。
ちなみに、作業にとりかかる前に、パンクの原因がこちらです。赤丸部分に穴が開いているのがわかるでしょうか。もう取っちゃったのですが、もともとはここに大きなガラス片がぶすっと突き刺さっていました。こんな原因がわかりやすいパンクも、きっと珍しいです。原因特定が簡単だったからこそ、自分でパンク直そうと思えたという部分もあります。
くっついているガムテープは、自分用の目印。
で、ホイールからチューブを取り出すべく悪戦苦闘することしばし。ここが一番時間かかりました。苦戦しすぎて、写真を撮るのを忘れるレベル。
無事チューブを取り出すことに成功しました。事前のチューブ取り出す段階であまりに苦戦したので、この時点で喜びよりも「これ、元に戻せるんだろうか…」という不安のほうが勝つないなり氏。
気を強く持ちつつ、先に進みましょう。
ガムテープの目印を参考に、チューブのパンク位置を特定します。赤丸で囲んだ部分に穴っぽいのがあるのがわかるでしょうか。タイヤの穴に比べると、だいぶ控えめですが、こいつがパンクの原因と思ってよさそうです。ガムテープ目印正解でした。何も目印つけてなかったら、これは見逃してしまうレベル。こいつをふさいでいきましょう。
ちなみに、この時点で手の汚れがはんぱなかったです。おもにホイールからチューブを外す際の戦いの歴史。お手持ちに軍手があるかたは、軍手つけて作業した方がいいかもしれません。
パンク修理キットの説明によると、ここでゴムのり?というのを塗るそうです。よくわかりませんが、多分基本的にこれでパンク穴を防ぎつつ、最後にパッチ的なものでダメ押しするんでしょう。ゴムのりを塗る前には、事前に塗布部位を紙やすりで軽く削ってざらざらにしておく必要があるらしく、事前に紙やすりをかけております。
ゴムのりが乾くまで2~3分放置し、その上からパッチを貼ります。修理キットの説明を見ると、「ハンマーなどでよく圧着してください」と書いてあったのですが、ハンマーの手持ちはなかったので、カッターの底でひたすら殴打しました。打つべし打つべし。
どのくらい叩けばいいのか加減がわかりませんが、ひとまずくっついたのでよしとします。
で、あとはチューブをホイールに戻して完成です。ここでまたまごつくかと思ったのですが、びっくりするくらいあっさりはめなおすことができました。ある程度コツがつかめてきたのかもしれません。バルブをホイールに先にはめてしまえば、結構楽だね。
空気を入れてみて、漏れがないことを確認。大丈夫そうです。僕の自転車は折り畳みなのでわかりやすいと思いますが、前輪後輪どちらのタイヤも同程度膨らんでいるのがわかると思います。パンクしている時は、奥側のタイヤがぺしゃんこで傾いていました。
戦いの証。無事バンク修理できたので、名誉の汚れというものです。直後、ボディソープで入念に洗ってキレイキレイしました。
その後、軽く乗ってみたのですが、特に問題なく乗れているので、ひとまず修理できたと考えてよさそうです。
今回自分が、自分でパンク修理をしようと思った背景は二つありました。ひとつは自転車屋までの距離が遠く、意外にアウトソースした際の時短メリットがなかったこと。もうひとつは、自転車乗りたる者、自分で自分の自転車のメンテができなくてはならぬという思いからでした。
結果的に、意外に簡単に修理できたし、108円の出費で済んだので、時短と経済効果は、バツグンだったと思います。
無事修理できてよかったです。ではでは。