最近、湯船に入る知恵を身に着けました。
何のことかと思われるかもしれませんが、筆者は、普段シャワーのみで入浴を済ますため、湯船に入る習慣がないのです。原始人が火を発明したように、管理人ないなりは浴槽にお湯をためることを覚えたわけです。どういった心境の変化でしょうか。
今回は、最近の自分の入浴スタイルの変化について書いてみたいと思います。
今までシャワーオンリーの湯シャン派だった
筆者は、ここ数年、ほぼシャワーオンリーで過ごしてきました。ボディソープ等を使わない、いわゆる湯シャンです。都市部でオフィスワーカーをしている自分にとって、シャワーで落とせないほど体が汚れることは稀なため、大抵の場合、これで事足ります。
湯船に入る機会があるとすれば、実家に帰省した時くらいです。
何故最近湯船に入るか
つまり、自分の場合、特に今まで浴槽に浸かる必要性を感じてこなかったため、シャワーで過ごしてきたわけです。最近心変わりしたということは、浴槽に浸かる必要性を発見したことになります。
それらの要因は、おおむね以下のようなものです。
体温の変化を利用して、寝入りをよくしたい
自分は基本的に朝型生活なのですが、最近リズムが少し乱れてきました。こういう時、今までならアルコールの力を借りて睡眠時間をコントロールしていたのですが、この頃、一人酒をすっぱりやめてしまいました。新たな睡眠導入剤となるものが必要でした。
人は、体温が下がると、眠くなる性質があるそうです。お風呂に入ると、体温が一時的に上がります。上がった後は下がります。この落差で眠気につながるのだそうです。体温を上げるのであれば、シャワーより湯船の方が効率的です。
代謝を上げて、体重を落としたい
ダイエットというほど高いモチベーションではないですが、もう少し体重を落としたいなーという思いがあります。無理なく長期的に体重を落とすには、代謝を上げるのが手っ取り早いです。代謝を上げる手段として、入浴を再評価しました。
ストレス対策したい
入浴すると、オキシトシンとセロトニンが分泌されるらしい
基本的にのほほんと日々を過ごしていますが、そんなにメンタルが強い方でもないので(本当ですよ)、もっとストレスに強くなりたいなーと思いました。
人間は肉のかたまりであり、ストレスは脳の感じる化学反応なので、ストレス対策も化学反応で決着できるはずです。ひとまず効果のありそうな脳内物質について調べたところ、オキシトシンとセロトニンという物質の分泌量を増やせば解決できそうだということがわかりました。
ちなみに、オキシトシンは愛情ホルモン、セロトニンは幸せホルモンなどと呼ばれたりするそうです。…こう書くと、途端に嘘くさいですが。
これらオキシトシンとセロトニンは、入浴によって分泌量を多少増すとのこと。となれば、利用しない手はありません。アルコールの摂取でも増すようですが、上述のとおり、最近、断酒気味なので却下しました。
まとめ
というわけで、最近湯船に入る機会が増えました。
とはいえ、基本的にシャワー主体である点は変わりません。浴槽に湯を張る行為は「時間に余裕のある日に気が向いたら」くらいのポジションです。多分、週に一度あるかないかではないでしょうか。
筆者は節約をほとんど意識しない人ですが、時間も手間暇もかかる「湯船に浸かる」という行為は、最近の筆者にとってちょっとした贅沢になっている気がします。
余談 : 睡眠導入ならず
睡眠導入に関しては、あまり芳しい成果を上げられておらず、かえって目が冴えている気がします。割とぬるめのお湯に入っているつもりなのですが、もしかして体を温めすぎているのかもしれません。もう少し工夫する必要がありそうです。
少年画報社 (2015-10-26)
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