GW中は実家に帰省していたのですが、その際、新幹線のグランクラスを利用してみました。
今日は、実際にグランクラスに乗ってみて、乗り心地はどうだったのかなど、ざっくりレビューしてみたいと思います。
グランクラスとは
グランクラスは、グリーン車のワンランク上で、飛行機でいうファーストクラスに相当します。値段もお高めで、距離によると思いますが、自分の場合、普通車指定席に+1万弱くらいでした(つまり、大体片道2~3万くらい)。
さすが新幹線のファーストクラスを名乗るだけあって、そのサービスはかなりリッチなかんじです。
椅子が高機能なリクライニングチェアだ
読書灯やらコンセントやら色々ついているのはもちろんとして、椅子の座り心地がはんぱないです。
背もたれをいくら倒しても、後ろの人に迷惑をかけない特殊な作りになっていて、サブマリナー(※)の僕としてはとてもありがたかったです。
※椅子にサブマリン(潜水艦)のように沈みこんで座る人のこと。
専用のアテンダントが常駐だ
専用のアテンダントが常駐しています。メインで客の応対をするのは一名のようでしたけど、多分、車両の前と後ろでもう二名くらいは待機しているっぽかったです。
椅子にはアテンダントの呼び出しボタンがついていて、押せばすぐに来てくれます。
ドリンクが飲み放題だ
ドリンクが飲み放題です。メニューには、ワインやビールなどのアルコール類も揃っていて、結構充実。
アルコールを頼む場合は、リクエストすればおつまみも用意してくれます。こちらはおかわりできず、一回だけ。
軽食が出るぞ
和・洋の二択で、季節の軽食がサービスされます。
グランクラスに乗った感想
客層が違う
普通車やグリーン車と比べて、明らかに客層が違っていて、有閑層のご老人や奥様方がメインでした(数名ビジネスマンっぽい人も)。
全体として静か
子どもを連れて乗るには高いですから、子どもの泣き声とかはしゃぐ声が皆無です。マナーの悪いお客さんもあまりいらっしゃらない。もともと席数が少ないというのもあるのですが。
何が言いたいかというと、すごく静かです。
ユニクロコーデは僕だけだった
ちなみに、おそらくですが、僕は、その便のグランクラス利用者の中で、唯一全身をユニクロと無印良品で固めていた人間だったかと思います。
多分、年齢的にも最若手だったんじゃないでしょうか。
アテンダントさんに配慮して、こまやかな気遣いをした
服装は個人の自由ですが、あまり場違いな恰好で、アテンダントさんが困惑してしまってはいけません。
そこで、こころなし「ラフな服装のベンチャー系若手実業家」的なオーラを発散するよう努力してみました。丹田に気合いを入れれば、人は大抵のオーラを発散することができるはずです(※効果には個人差があります)。
果たして、僕の細やかな気遣いが、アテンダントのかたがたに伝わっていたのかどうかは定かではありません。
なんのために読書灯があるのかイマイチ謎
照明が暗くなる飛行機ならともかく、新幹線で読書灯の出番があるのかイマイチ謎でした。ただ、これは、僕の目が弱く、強い光が苦手だという事情もあるので、一概には言えません。
コンセントがあるのは、ありがたい
長距離外出する際はPCが手放せない自分にとって、コンセントから電気を供給しほうだいな環境はありがたいです。
↓ちなみに、装備はいつものこれです。
帰省だ!何を持っていく?見直したい鞄の中身とミニマリスト的最大装備 | 物を捨てきれないなりにミニマリスト目指す。
seminimalist.info
ビールはプレミアムモルツ
迷うことなくビールをオーダーしたところ、来たのがプレミアムモルツでした。サントリー党の僕歓喜です。
軽食がおいしい
おつまみはナッツ類だという話だったので遠慮し、かわりに軽食でビールを飲むことにしました。洋食を頼んだのですが、この軽食が結構おいしかったです。小さなサンドイッチがいくつか入っていて、つまみやすいです。
トレイで渡されるのですが、このトレイが新幹線の振動で結構テーブルの上を滑るので、おしぼりを下に敷くのがオススメ。
結論として
ちょっと高いかなと思ったけど、もう一時間長く乗るのならアリ
自分が乗った「はやぶさ」だと、目的地に到着するまでわずか一時間くらいです。僕の通勤時間とほとんど変わりません。わずか一時間で日本列島を大移動できてしまうのですから、二十一世紀とはおそろしい時代です。
グランクラスのサービスはかなり行き届いていましたが、一時間のVIPサービス代で一万上乗せはちょっと高いかなーという印象です。コストパフォーマンスを考えると、多分グリーン車が最適解です。
でも、逆にいえば、二時間乗るなら、全然もとがとれる快適さだとも感じました。もう少し長い距離で、グランクラスを利用してみたいですね。
反応・感想・リクエスト等お待ちしております。