こんにちは、ないなりです。
今回は、軽めのネタも投下しようと思います。うちで使っているゴミ箱のご紹介です。
ゴミ箱はそれぞれの部屋に
僕はルームシェアをしています。なので、ルームメイトの部屋にはルームメイトのゴミ箱が、僕の部屋には僕のゴミ箱がある形です。共有スペースにはゴミ箱は置きません。というか、基本、共有スペースには何も置きません。我々の怠惰さが原因で、このルールは時々破られることがありますが、基本的にはそうです。
そういうわけで、今日話題にするのは、あくまで僕の部屋のゴミ箱についてです。
もともとゴミ箱レス生活だった
もともとゴミ箱は使っておりませんでした。床に置いたビニール袋にそのままゴミを入れ、たまったら自室の隅に置いておくという運用をしていました。
以前、うちの取材に訪れた読売新聞の記者さんから「ダイニングとかに置かないんですか?」と質問されたことがありますが、断固としてNOです。
多分記者さんは、「ミニマリスト=シンプルで綺麗な部屋」というイメージを持たれていて、だから、あまりに景観の悪い僕のゴミ袋直置きに思わずつっこんでしまったのだと思います。
が、共有スペースにモノは置かないのです。
他人とトラブルなく暮らす一番のコツは、なるべく共有物をつくらないことです。なので、ゴミ袋の置き場所は、あくまで自室運用になります。
一年半ほど前にゴミ箱を導入
そんな僕ですが、2016年の5月くらいから、ゴミ箱を導入することにしました。
景観改善も理由でしたが、真意は違いました。ゴミ袋は自立しないので、時々ゴミを入れすぎた袋が倒れて、中のゴミがこぼれてしまうというトラブルが発生していたのです。ビニールをゴミ箱が支えれば、ゴミ袋が倒れる事態を防げるし、収容量も増えるのではないかと考えました。
また、いわゆる「普通ゴミ」はゴミ袋で管理できるのですが、「缶ゴミ」や「瓶ゴミ」の居場所づくりが微妙に難しくて。ゴミ箱という形で、彼らに部屋の中での居場所を作ってあげたいな~という事情もありました。
選んだゴミ箱はこれ~ダンボール最強伝説~
さて、そういった理由から僕が選んだゴミ箱がこちらになります。
ダンボール製ゴミ箱「スリム ダンボール ダストボックス 3個組 31916」です。普通ゴミ、缶ゴミ、瓶ゴミで分けたかったので、三つセットのものを購入しました。
ダンボール製に勝る高機能ゴミ箱はない
このダンボール製のゴミ箱の何がすごいって、それはダンボール製だということです。つまり、「畳める」「加工できる」「破壊できる」「簡単に捨てられる」ということです。ミニマリスト志向する上で、こんなに要件にマッチしたゴミ箱はありません。
モノの価値は、原価ではなく機能ではかるべき
これを以前友人に話したところ、「ダンボール箱三つに千円を出すのは高い」というある意味当たり前のコメントをいただきました。意見はもっともですが、個人的にはこの買い物は「当たり」でした。
たしかに原価ベースで考えるなら、このゴミ箱は割高でしょう。しかし、物の価値は原価ベースではなく機能ベースで考えるべきです。
普通のゴミ箱機能に加え、「畳める」「加工できる」「破壊できる」「簡単に捨てられる」という機能を搭載したこのゴミ箱は、僕にとっては普通のプラスチック製ごみ箱よりもよほど価値があります。
こうして、僕は自分にとってマイフェイバリットなゴミ箱を手に入れることができたのです。
運用から一年半、あのゴミ箱は今
ごみ箱を部屋に導入してから約一年半。その後、どうなったかについて語りたいと思います。
缶ゴミ、瓶ゴミのゴミ箱が不要に
当初の副目的として、缶ゴミと瓶ゴミの居場所を作ってあげるというのがあったのですが、この目的はその後自然消滅しました。というのは、その後生活スタイルを調整した結果、基本的に缶ゴミ・瓶ゴミを出さないようになったからです。
よって、缶ゴミと瓶ゴミ用のゴミ箱を畳んで、押入れにしまいました。こうやって気軽に折り畳めて収納できるのがダンボール製ごみ箱の美点です。(え、捨てないのかって? ははは、御冗談を。そのための折り畳み機能ですよ)
ダストボックスの高さをカスタマイズ
さて、残るは普通ゴミ用のゴミ箱なのですが、このゴミ箱にも手を加えました。
ゴミ箱の使用頻度が何故か下がっていった
実は、ゴミ箱を買ったものの、だんだんと使用頻度が落ちていました。ゴミ箱があるのに、そのゴミ箱にビニール袋をセットしない。ゴミ箱の横の床にビニール袋を直置きしてしまう。そこでゴミ運用をしてしまう。何故? これでは、ゴミ箱の意味がないですし、ゴミ箱によって得られる恩恵を享受できません。
気に入っているのに、何故?原因を考える
何故使わないのか考えました。
人のとる行動というのは、無意識なら無意識なりの理由があるものです。そういえば、実家に帰省した際は、僕は実家のゴミ箱をちゃんと使います。実家のゴミ箱と僕の部屋にあるゴミ箱の間に、何か違いがあるのです。それが歯車が噛み合わない原因になっているのです。
すごく考えました。結果、おそらくこれという原因にたどりつきました。それは高さです。
畳文化・床文化の根強い実家では、ゴミ箱もそれに合わせて背丈の低いものを使っていたのです。それに比べて、僕の使っているゴミ箱は、台所の立ち仕事や椅子の横に置くのがちょうどいい高さだったのです。サイズ感はちょうどよかったのですが、ライフスタイルに高さがあっていませんでした。
高いのなら、低くしよう(ダンボール製ゴミ箱ならではの発想)
というわけで、カスタマイズすることにしました。
大体の高さの当たりをつけたら、カッターでざくざく削ります。こうやって、加工が容易なのもダンボール製ごみ箱のメリットです。ダンボール最高だなと思います。
結果、こんなかんじになりました。
切る前と比較すると、こんなかんじです。だいぶチビっちゃくなりました。少し切り口がぐねぐねしましたが、気にならないレベルです。
このカスタマイズをした結果、狙い通り、ゴミ箱の使用頻度は回復。僕の無意識は、ゴミ箱にビニール袋をセットし、そのゴミ箱にちゃんとモノを捨てるようになってくれました。
まとめ
というわけで、
- 缶ゴミ、瓶ゴミ用のゴミ箱を撤去した
- 普通ゴミ用のゴミ箱をカスタムし、少し背丈を小さくした
という経緯はあるものの、一年半前に買ったゴミ箱は、今も健在で、自室の美観を守ってくれています。いい買い物でした。ダンボールにわざわざ1000円払う馬鹿馬鹿しさが最高です。ウィットに富んでいるし、価値を買っているのだという実感が沸きます。ダンボール製ゴミ箱、検討してみてもいいと思います。
さすがにダンボールだと美観が気になる…という場合は、ホワイトカラーのダンボールダストボックスもあるみたいなので、リンク置いておきます。
ではでは。