物を捨てきれないなりに。

男性ミニマリスト志向者、婚活をする。~創作オタクである僕の主戦場~

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結婚観の変化について。その手を誰かとつなげたら。

結婚観の変化について。その手を誰かとつなげたら。」で婚活を始めたよーというご報告をしました。XXXまで断捨離しようとしていた筆者が、ぐっと人間らしくなったものです。相変わらず、愛とか恋とかよくわからないサバンナのガゼルのごとき草食男子ぶりですが、それなりに楽しく、それなりにがんばっております。

今日は、実際に筆者がどんな婚活をしているか書きたいと思います。

  1. 男性ミニマリスト志向者、婚活をする。~創作オタクである僕の主戦場~
  2. 男性ミニマリスト志向者、婚活をする。2~創作オタクは、婚活サイトで踊る~
  3. 男性ミニマリスト志向者、婚活をする。3~創作オタクが考える婚活サイトで有効なプロフィールのコツ5つ~

※当記事は、こちらのアンケート企画より、ないなりの婚活記事をリクエストされ、執筆しています。あなたもアンケートに投票して、ないなりに自分の読みたい記事を書かせよう!

ないなりの婚活セットリスト

主戦場は、婚活サイト

自分の場合、婚活の主戦場は、おもに婚活サイトです。

というか、それ以外は何もやっていません。結婚相談所は馬鹿高いと聞くし、婚活パーティーは過酷な回転寿司だと聞くしで、なんとなく敬遠しています。それに、婚活サイトなら家にいながら婚活ができます。ズボラー的には、これに勝る婚活ツールはありません。

婚活サイトは、圧倒的女性優遇

婚活は、女性優遇されている場合が多く、僕の登録している婚活サイトもご多分に漏れず、そうでした。

男性は安定収入がないとそもそも登録が認められません。かつ、月額費用が女性の2.5倍くらいします。もともとの雇用事情が男女で違うので単純比較できませんが、身近に感じられるジェンダーフリーの歪み最前線というかんじです。

ただ、僕が入会している婚活サイトは、小規模なこともあって、婚活サイトとしてはもともとの入会費がべらぼうに安いです。なので、あまりこの点を不満には思っていません。2.5倍くらい払う払う。こういうところで、お金を出し惜しみしてはいけないのです。

オタク向け婚活サイトです

選択した婚活サイトは、いわゆるオタク向け婚活サイトです。何故なら、僕は創作オタだから。婚活するなら、これ以上ふさわしいフィールドもないと思います。でも、こんな特化型婚活サイトが世にあるとは知りませんでした。オタク向け婚活サイトの存在は、下記の漫画「オタクだけの婚活サイトで運命の人を見つけました」で知りました。入り口も漫画という。

オタクだけの婚活サイトで運命の人を見つけました」は、著者のアルパカ子さんの誠実な人柄に好感が持ててよかったです。こんな素敵な婚活ならしてもいいなーと思える内容でした。結果、kindleでポチった翌日、「オタク 婚活サイト」でググって一番上に引っ掛かったサイトに登録して、今に至るというわけです。

ちなみに、こういうある趣味に特化したニッチな婚活サイトが、今はたくさんあるそうです。なので、これから婚活を始められるかたは、大手婚活サイトをひとつ、サブに小さな趣味特化婚活サイトをいくつかというセトリで臨めばいいんじゃないかなと思います。


婚活サイト、その実態は昔懐かしのSNS

異性縛りのあるポストmixi

僕の登録したサイトは、婚活サイトといいつつ、実態はほぼ普通のSNSでした。往年のmixiのようなものを想像していただければ、そんなに間違っていないと思います。

プロフページがあり、日記があり、コミュニティがあり、コメント欄があり、メッセージ機能があります。ただ、同性のプロフが検索できなかったり、同性にメッセージが飛ばせなかったりします。強制的に異性としかコミュニケーションできない作りになっているのです。強いられているわけです。(日記は性別に関係なく閲覧できます)

運営は基本放置、自分で出会って自分で繋がれ!

運営は基本放置で、勝手に出会って勝手に仲良くなって勝手につきあってねというスタンスです。いわばショバ代ビジネスなんですね。場所を提供するだけ。メルカリなんかもそうで、こういうビジネスはうまいなぁと思います。SNSも凝った作りの部分はほとんどなく、「これだったら自分で開発して自分でサービス立ちあげられるのではないか…」と、本職プログラマのサガとして思ってしまったりします。

婚活サイトに登録してみて面白かったこと

圧倒的存在感を放つ機能「目ぱちこ」

ひとつ面白かったのは、僕が勝手に「目ぱちこ」と呼んでいる機能です。

婚活あるあるらしいのですが、基本女性は自分からアプローチはせず、待ちの姿勢に徹することが多いようです。

自分からメッセージ送らない、会いましょうと言わない、男性からそういう話が来るのを待っている。でも、待っているだけではなかなか男性からのお誘いは来ません。いや、来るのですけど、自分の望んだお相手がピンポイントに自分に誘いをかけてくれるパターンは稀です。自分からは行きたくないけれど、メッセージしたいし、会いたい。そんな女性心理を解決するべく登場する機能が、この「目ぱちこ」です。

イイネ!を押して、暗にメッセージOKの意図を伝えろ!

実態は、単にプロフページにイイネ!を送る機能なのですが、女性が男性のプロフページにイイネ!を送ると、それは「私はあなたのことが気になっています。メッセージ送ってきてもよろしくてよ」という意味になります。これが目ぱちこ機能です。

そして、メッセージのお誘いは、あくまでこの無言のアプローチを受信した男性側からおこなわれます。

こうすることで「誘うのは男性側」という婚活の秩序が守られるのです。

女性側は待ちの姿勢を崩さずに済むし、男性側は女性側の脈アリのサインがわかるので、アタックがしやすくなります。男女の気持ちの実態をうまくWEBシステムで表現しており、この仕組みは、めちゃめちゃうまいなーと思いました。名前は様々ですが、色々な婚活サイトに搭載されているので、いわば婚活サイトの標準機能と考えてもいいと思います。僕もありがたくシステムの恩恵を享受しております。

ここはジェンダーフリーの歪み最前線

この「目ぱちこ」文化、イビツかイビツじゃないかというと、多分イビツなんだと思います。声をかけたいなら、男も女も気にせず声かけたらいいじゃーんと思わなくもないです。それに文句を言っている男性会員諸氏も、実際結構よく見かけます。

ただ、僕の場合は平気です。たしかに変な文化だなぁとは思いますが、それ以上に面白い文化です。そこ含め楽しんでいます。いいじゃない。人間だもの。そのイビツさの中で楽しく踊るのが勝ちというものです。

ここは婚活サイト。身近に感じられるジェンダーフリーの歪み最前線なのです。そう滅多に経験できるものではありません。

まとめ

というわけで、そんな婚活サイトで活動しています。

実際に活動してみてどうだったか、婚活を通じての生活・心境面での変化などは別記事にゆずりたいと思います。僕がこのジェンダーフリーの歪み最前線でどのように立ち回っているかなども書けたら書きます。なにせ筆者のことですから、本人普通のつもりでも、やっぱりどこか変なのです。ご興味があるかたはお楽しみに。

 

↓続き、できました。

男性ミニマリスト志向者、婚活をする。2~創作オタクは、婚活サイトで踊る~

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