物を捨てきれないなりに。

壁に穴を空けずにHTC VIVEのモーショントラッキングセンサーを設置する方法。

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ないなりです。

年末年始前半記事で書きましたが、年末年始のタイミングで、バーチャルユーチューバーのムーブメントを知りました。動画を見ている内に興味が出てきたので、VR用のヘッドマウントディスプレイ「HTC VIVE」を買うことにしました。

 

で、買ったのはいいのですが、この「HTC VIVE」、モーショントラッキングセンサーというものを壁の高い位置につけなくてはいけません。ボルトで留めるらしいのですが、僕は賃貸住まいです。

なので、壁に穴を開けない設置方法を考えました。以下、実際に設置するまでです。

 

使うのは、ダンボール、両面テープ、ガムテープです。

 

まず、ダンボールを10枚くらい重ねます。これにモーショントラッキングセンサーのボルトを留めるので、そこそこ分厚い方がいいです。足りなかったら、枚数を増やしてください。

厚みのある板が自宅にあるかたは板でもいいと思います。うちにはなかったので、ダンボールにしました。

 

厚みのあるダンボールの束ができました。(なお、筆者は写真を撮るのがとてもへたくそなので、写真によって暗かったり白かったりするのは仕様です)

 

これにモーショントラッキングセンサーのボルトを留めます。

 

留まりました。

 

裏に両面テープを貼ります。

ちなみに、僕が愛用しているのは、という両面テープです。結構強力な両面テープで、100均で売っている両面テープよりも粘着力が強く、かつ後で剥がすことができます。僕は防音室を所持しているのですが、この防音室に吸音材貼り付けるのに使ったのも、この両面テープです。(詳細は、防音室リフォーム記事)

 

壁に貼り付けました。ちゃんとくっついてくれています。

 

ダメ押しでガムテープで補強します。

 

というわけで、完成です。

これで壁に穴を空けずに、HTC VIVEのモーショントラッキングセンサーを設置することができました。

位置を調整したい場合は、ダンボールをぺりっと剥がしてつけたい位置にまたくっつければいいだけなので、らくちんです。

 

なお、モーショントラッキングセンサーはデリケートな精密機器であり、落下による破損は保証対象外です。この方法は、ないなりがないなりの責任のもと実施しているので、まねするかたは同じく自分の責任のもと実施してください。

普通は、壁に穴を空けられない場合は、専用の三脚とかを使うらしいのですが、僕はとにかく早く設置したかったのと、三脚によって部屋が狭くなることを嫌って、この方法をとりました(HTC VIVEでVR体験するには、2×1.5mの空間が必要なのです)。こういう方法が不安な人は、素直に三脚買った方がよいです。

 

追伸。落下が怖いなら、使用しない時は、ボルト先のモーショントラッキングセンサーだけ外しておけば、落下リスクが軽減するかと思います。僕は、そうすることにしました。

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