ないなりです。
2017年度のないなりのライフスタイルには、二回の見直しがありました。ひとつは結婚資金を貯めるための節約志向。もうひとつはやりたいことをやるための時短施策です。
しかし、節約志向と時短施策は、しばしば衝突します。つまり、「お金で時間が買える場合どうするか」という問題です。今の自分のマインドとしては、基本的に時短優先ですが、なるべくコスパを考えたいなと思います。
最近の自分がどうしようか考えているのは、エアコンの扱いについてです。以下、検討内容を記事にしたいと思います。
今冬は、節約施策の一環としてエアコンを使わない生活を送っています。
結果、電気代の大幅な節約に成功しました。
ただ、最近このエアコンレス生活を切り上げるべきか再検討中です。少なからず時短につながるのと、生活がシンプルになる気がするからです。今年はやりたいことがたくさんあるので、それ以外の要素(生活とか)は可能な限りシンプルにしたいです。
となると、考えるべきはエアコンをつけた場合の費用対効果を検証することです。以下、メリットとデメリットを列挙して、自分にとってどちらの方がよいのか考えていきたいと思います。
エアコンをつけるメリット
エアコンをつけると寒くない
暖房をつけると、部屋が暖かくなります。部屋が暖かくなると、寒くなくなります。当たり前です。ただ、これ自体はエアコンのメリットとはいえません。部屋が寒くなくなることで、僕にとってどんなメリットがあるのか掘り下げるべきです。
なので、掘り下げます。
エアコンをつけると寒くないので、寝袋を着る必要がない
部屋が寒いので、室内では普段から着るタイプの人型寝袋を着て生活しています。
この寝袋、温かいのですが、寝袋の分だけ着膨れるので、多少動きにくいです。また、僕の持っている人型寝袋は、手の部分のギミックがちょっと特殊で、これを着たまま洗い物などをするのが難しいです。かつ、ズボンに相当する部分にチャックがないので、お手洗いに行く時は、事前に脱がなくてはいけません。
エアコンをつけた場合、この寝袋を着なくて済むようになるので、生活が楽になるのではないでしょうか?
反論: 寝袋以外を着ればいい
これはエアコンのデメリットとは言えません。
何故なら、それは寝袋を着た場合のデメリットだからです。エアコンのオンオフと寝袋は、単に因果関係にあるだけです。寝袋を着ないで済む代替案さえ考えることができれば、これはエアコンのデメリットとは言えなくなります。
試しに寝袋をやめて、ズボンを二重履き、羽織る上着を一枚増やしてみたところ、寝袋の代替として使えそうなことがわかりました。僕は、もともとの服の所有枚数自体が少ないので、外着二枚を部屋着枠に移動させると、だいぶバランスが傾きますが、とにかく可能です。
なので、この問題は解決といえるでしょう。
エアコンをつけると寒くないので、デスクに座る時、ふとんにくるまる必要がない
自室では、押入れをデスクとして活用しています。このデスクに座ると、足を押入れの中に投げだす形になります。これがとても寒い。
なので、掛け布団を二つ折りにして、その中に足を突っ込んでひざ掛けがわりにしています。
掛け布団は一枚しかないので、眠る時はまたデスクから畳の方に掛け布団を移動させなければなりません。これは手間です。
反論: そこで着なくなった寝袋の出番だ!
たしかに、これは手間です。現状で改善もできておりません。
ただ、この記事を書きながらふと思いついたのですが、上記使わなくなった寝袋の方をデスク用ひざ掛けとして利用すれば、うまく両立できたりしないでしょうか。ちょっとやってみたく思います。
エアコンをつけると寒くないので、頻繁に温かい飲み物を飲む必要がない
寒いと、温かい飲み物が飲みたくなります。僕はポットを持っていないので、毎回流しに水を汲みにいき、汲んだ水を電子レンジで温めています。台所との往復が発生するし、電子レンジでチンするタイムラグがあるので、なかなかの手間です。一日3~5回は飲むので、これが省略できればかなり生活がシンプルになります。
反論: あらかじめ水をストックしておく
電気ポットを買うという代替案も考えたのですが、いたずらに所有が増えてしまうのは好ましくありません。
今考えているのは、一日の飲み水を先に1.5Lのペットボトルに汲んでおき、温かい飲み物が飲みたい時は、台所に行かずにそれを使うという改善です。これにより台所との往復は一日に一回で済むようになります。
電子レンジでチンする手間は短縮できませんが、チンしている間は実質別の作業ができるので、いったんペットボトルを利用してみて、レンチンの手間を負担に感じるか否か検証してみたいと思います。
エアコンをつけると寒くないので、防音室が乾燥する
寒さ対策系は結構代替案を思いつくのですが、現状でどうするべきか答えが出ていないのがこちらです。
うちは鉄筋コンクリなので、気を付けていないと湿気がこもりがちです。かつ、室温が寒いために、防音室の内壁に結露らしきものが発生しているっぽいのです。これが発生しているためか、最近貼りかえた吸音材の一部がうまく粘着されてくれなくて、たびたび細かいメンテをしています。
反論: ……。
この防音室の湿度問題を解決する方策は、まだ自分の中にありません。除湿器を持っているので、除湿器を使ってもいいのですが、恒常的に使うなら、ちまちま除湿器に頼っていないで、もうエアコンつけちゃいなよという気がします。
というわけで、エアコンのメリットでした。以下、エアコンのデメリットです。
エアコンのデメリット
お金がかかる
多分、現状自分が感じているデメリットは、これだけです。シンプルにお金がかかる。24時間かけっぱなしだったとして、月2000円くらいでしょうか。
まとめ
というわけで、エアコンをつけるべきかつけないべきか、めぐる自分の考えをつらつら書きました。
実は、まだ決めかねています。要は、上記のメリット色々を、上記のデメリット月2000円で買う価値があるかという考え方です。が、なんとなく考えている内に冬明けちゃうんじゃないかなという気もしています。
いったんとりあえずつけてみるというのも手かもしれません。価値を体感すれば、その価値と2000円とでシーソーゲームができます。
もうちょっと考えてみたいと思います。