windowsユーザ待望！縦書き対応アプリ「Kindle for PC」ついに登場

昨日(2015年1月21日)、ついにWindowsタブレットユーザ待望のKindleアプリ「Kindle for PC」がリリースされました。

というわけで、早速導入してみましたので、今回は「Kindle for PC」の使い方と、とりあえず使ってみての感想とレポートを述べたいと思います。

Windowsユーザ冬の時代を打開した救世主「Kindle for PC」

これまでWindowsユーザはKindle Cloud Reader一択だった

今まで、Windows上からKindleを閲覧する方法といえば、Kindle Cloud Readerしか手段が存在しませんでした(Windowsストアアプリを検索しても、Kindle Cloud Readerにリンクを飛ばす「だけ」のソフトばかりで歯痒い思いをされたかたも多いのではないでしょうか。)。

しかし、このKindle Cloud Reader、縦書き和書に対応していないという致命的な欠点がありました。winタブ使いのkindleユーザにとっては長き冬の時代だったといえるでしょう。

けれど、もうそんな日々とはおさらばです！　期待のwindows対応アプリ「Kindle for PC」は縦書き和書にも対応。これによって、Windowsタブレットを実質的にKindle Fireの代替として充分に使えるようになるはずなのです。

早速Kindle for PCをインストール

では、Kindle for PCをインストールしていきましょう。

amazonのKindleストアトップページにアクセス

まずはKindleストアのトップページにアクセスします。

ヘッダの四つめに「Kindle無料アプリ」のリンクがあるので、こいつをクリックします。ドキドキするぜ。

Kindle for PCのリンクをクリック

右下にKindle for PCのリンクが追加されているのがわかります。追加されている！　追加されているよ！　こいつをクリック。

今すぐダウンロードをクリック

はやる気持ちを抑えつつ、今すぐダウンロードをクリックです。

ダウンロードしたインストーラをクリック

ダウンロードしたインストーラをクリックします。

google chromeでは、ダウンロードした時点で「一般的にダウンロードされておらず、危険を及ぼす可能性があります」という警告が出ることがありますが(僕は出ました)、Kindle for PCはまごうことなき公式アプリ、無視してしまってかまいません。

「一般的にダウンロードされておらず、危険を及ぼす可能性があります」の警告が出るのは、まだダウンロードしている人が少ないということであり、アーリーアダプターの証です。むしろ、喜ぶべきこと！

インストール中……

無心で待ちます。

インストール終了後の自動起動

どうやらインストールが無事完了すると、初回は自動起動するようです。

amazonアカウントの認証を済ませ、これにて、Kindle for PCの導入は完了です。インストーラがワンクリックでインストールしてくれるので、かなり導入は簡単な印象です。

Kindle for PCの使用感

ここからは、ファーストインプレッションとして、Kindle for PCの使用感を見ていきたいと思います。

Kindle for PCのライブラリ画面

Kindle for PCトップ画面は、こんなかんじ。ふむふむ。ちゃんと、全てのライブラリが見えてますね。

Kindle for PCライブラリで書籍をダウンロードするには

書籍をダブルクリックするだけでは選択状態(画像の薄い青枠)になるだけで、ダウンロードされないようです。Kindleから書籍データをダウンロードするためには、書籍右下の雲マークか、右クリックでダウンロードを選択する必要があります。

Kindle for androidくらいしか使ったことのない自分はちょっと戸惑いましたが、この辺はもしかして他のKindle端末と操作感は共通かもしれません。

Kindle for PCでの縦書き和書の表示

肝心の縦書き和書の表示。対応している……！　対応しているよ……！　Windowsで縦書きのKindle書籍を読める日が来るなんて！ すごいぞ、Kindle for PC。

ブックマークやハイライト、メモもちゃんと同期されています。

Kindle for PCはカラーで閲覧できる

PCなので、カラー閲覧余裕です。

ちなみに、画像は最近読み中の「やはり俺の青春ラブコメは間違っている」。Kindleで小説を購入したのは、実はこいつが初です。面白いよ。

Kindle for PCのハイライトは黄色固定？

自分がメインで利用しているKindle for androidでは、青、黄、オレンジ、ピンクの四色のハイライトが使えるのですが、同期されたハイライトデータは全て黄色表示になっていました。この点は、今後に期待でしょうか。

マウスポインタアイコンが横書き用固定なのが気になる

あと、これも若干気になった点。

文字上にマウスポインタがある場合って、文字を選択しやすいように、ポインタアイコンが「I」のような形に変わると思います。このアイコンが、縦書き表示時は90度回転してほしいのですが、現状固定です。

(上記、何を言ってるんだぜ…な説明になってしまっているので、後で図を追加するかもしれません。縦書き和書で実際に文字選択しようとしてみれば、すぐにわかると思います)

もちろん横書きも普通に対応

縦書きが読めて、横書きが読めないなんてパティーンはそうそうないでしょうと思いながら、一応確認。……よしよし、Kindle for PC、横書き表示もイケます。

画像はミニマリスト志向者ならぜひチェックしておきたい鳥居とりさんの「モノを捨てよ、散歩に出よう」。さくっと読めてオススメです。

まとめ

というわけで、満を持して登場したKindle for PCはなかなか使える奴の予感です。縦書きの文章がWindowsで読めるなんて最高ですね。ずっと待っていた甲斐がありました。

これは、今後のストアアプリにもかなりのパラダイムが期待できそうです。

使い込んでみての感想が出てきましたら、また別記事としてレビューしてみたいと思います。

ではでは。