物を捨てきれないなりに。

直球!服を断捨離するコツは?僕が実践しているシンプルな三つの方法

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googleアナリティクスによる検索ワードを見ますと、「断捨離 服」は安定して検索の上位です。断捨離という概念が流行ってから随分経ちますが、いまだに高い注目度を誇っていることがうかがえます。

そういえば、自分の断捨離結果として服を晒したことはありましたが、どうやって断捨離するかについてのノウハウ記事は、今まであまり書いたことがありません。

そこで、今回は自分が服の断捨離をする上で気をつけているコツ(方法)をさくっと書いてみたいと思います。

一挙に公開!ミニマリスト志向の僕が、今まで断捨離してきたものを一覧にまとめるの巻。

唐突ですが、今まで自分が断捨離してきたものをまとめたいと思います。 実際、管理人 …

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↑今まで自分が断捨離してきたもののまとめ記事はこちら。

断捨離のコツ1: よく言われる大原則は、有効だから大原則。「一年着なかった服は捨てる」

一年=どのシーズンも着なかった服だということ

よく言われることですが、一年着なかった服は捨てます。

一年着なかったということは、どのシーズンも着なかったということです。おそらく次のシーズンもよっぽどがんばらなければ着ないでしょう。なら、捨てても問題はないはずです。どうせ着ないし、事実着なかったのです。

シーズンが限定される服は、シーズンが済んだ時点で断捨離を判断

一年待たずとも、シーズンが限定されて、そのシーズン着なかった服は、その場で捨ててもいいでしょう。次にその服を着る機会があるのは、一年後です。つまり、シーズンが過ぎた時点で、一年間放置することが確定してしまっています。なら、わざわざ処分するまで一年待つ必要はありません。冬着なかった冬服は春に、夏着なかった夏服は秋に捨てます。

断捨離のコツ2: 見えないところにある服は捨てる

見えない服=死蔵している服

見えないところにある服は捨てましょう。たとえば押入れやクローゼットの中に眠っている服がこれに当たります。見えないところにある服は、見えないので、何があるかわからなくなります。そもそも把握できていないなら、なくなっても困らないはずです。

把握していない服は、なくても困らない服

過去記事でも書きましたが、見えないところに収納された収納物は、死蔵している状態です。死蔵の悪いところは、収納物が見えませんので、「何を死蔵してしまっているか」自体の把握もできないことです。

「見えないところにある服」かつ「存在を忘れていた服」は、もう確実に死蔵です。

取り出して初めて「そういえばこんな服持ってたなあ!」になる服。「こんな服持ってたっけ?」になる服。確実に捨てられます。だって、今まで持ってること自体忘れていたけど、別に困らなかったわけですから。

断捨離のコツ3: どうしても捨てられない!⇒見えるところに出す

一方、「そうは言っても、これは捨てられない…」という服は、逆転の発想です。見えるところに出しましょう。見えないところにある服は捨てる。捨てないためには見えるところに出す。僕のルールはこれだけです。

簡単だけど、すごく効果があります。

とにかく無理矢理にでも全部出す

この「見えるところに出す」は比喩ではありません。押入れやクローゼットから、とにかく無理矢理にでも服を全部出してしまいます。

押入れの奥に詰めていた段ボール箱や収納ボックスを、部屋の床に置いてみたり。服がありすぎる人は、うず高く積んでみたり。できれば、箱から服を出して、ポールなどに吊るすのが最善です。収納ボックスをクリアケースに変えてみるのもよいでしょう。

常に見える場所に服を全部出して、自分の服を全て把握してください。把握できないのであれば、捨ててください。捨てたくないなら、把握してください。服を死蔵しないでください。

服が減ってきたら、箱から出してみましょう。シーズンオフの服も全てです。とにかく、より「見える」ようにします。服の見える化を実施するのです。

服を出して部屋がごちゃごちゃするのは、ごちゃごちゃ服を持っているから

全ての服を見える範囲に置いてみると、部屋がごちゃごちゃして嫌に感じるかもしれません。けれど、それは服をごちゃごちゃ持っているせいです。押入れの奥に隠していただけで、本来あなたの持っている服はそのくらいごちゃごちゃするものなのです。

「部屋をごちゃごちゃさせたくない」に負けるなら、その程度の服

捨てたくないけれど、部屋をごちゃごちゃさせるのは嫌だ…という服は、「部屋をごちゃごちゃさせてまで持っていたくない服」ということです。「部屋をごちゃごちゃさせたくない」に負ける程度の気持ちなら、その程度の「捨てたくない」だったということです。捨てても支障ないかと思います。

見える範囲にあって着ない服は、本当に着ない服

見える範囲に全ての服があれば、自分が何を持っているのか把握できます。

見えるところにあるということは、取り出しにくい服と取り出しやすい服の差がなくなります。存在を忘れて死蔵する心配もありません。取り出そうと思えばすぐ取り出せる位置にあり、存在も常に把握している。だけど、着ない。そういう服があったら、それは本当に着ない服なのです。

毎日見ていると冷静になる

掃除の時に押し入れから発掘した服をなかなか捨てられないのは、それが久しぶりの出会いだからです。

十年ぶりに会う友人なら、名残惜しくてお茶くらい飲みたくなるかもしれません。でも、毎日会う前提なら、会う友人・会っても苦にならない友人は限られてくるはずです。時間を置くと、「あの時は懐かしい!と思ったけど、うーん、やっぱり着ないや」という判断に落ち着くことはよくあります。

ポールで管理するなら、こんな方法も

たとえば、あなたがポールに吊るして服を管理するなら、こういうやり方はどうでしょう。(僕がしばしば実践するやり方です)

洗濯した服は、ポールに吊るす時に一番左側にかけるルールを作ってみる。

やることはこれだけです。これを実践すると、着ない服はどんどん右に追いやられていきます。しばらくこのルーチンを回していると、右端から全然動く気配のない服群を見つけることができるでしょう。すると、それらがいらない服達だとわかります。

まとめ

というわけで、服の断捨離について、自分なりのコツを書いてみました。書いてみると、服に限らず、結構断捨離全般にいえることを書いたなあという気がします。あらためてまとめますと、以下のとおりです。

  1. 一年着なかった服は捨てる
  2. 見えないところにある服は捨てる
  3. どうしても捨てられない!⇒見えるところに出す

上記の断捨離の実践によって、現在僕が所有している服は、20着弱くらいです(以前はもう少し持っていたのですが、最近更に減らしました)。

女性と男性では服の事情も違うけれど、使えるノウハウだけつまみ食いすればいい

筆者は男性なので、もしこれを読まれているあなたが女性なら、100%この方法があなたの役に立つとは限らないかもしれません。全ての服を出しきると、部屋が服のプールになるかたもいらっしゃるかもしれません。でも、そういった場合も、部分的に使えそうなノウハウだけ実践してみるのはアリだと思います。

たとえば、あなたの断捨離のゴールは、全ての服を室内に置いた時に、どのくらいの量になるイメージでしょうか?

もし、仮に女性が男性の三倍服を持っているとして(この倍率は皆さんの肌感覚で自由に上下させてかまいません)、断捨離によって男性が服を10着程度に減らせるなら、女性のあなたは同じ方法論によって30着くらいまで服を減らせるかもしれません。

補足 : ズボラな人には、こんな方法も

中には「断捨離したいけれど、気力がもたない」というかたもいらっしゃるのではないでしょうか。モノを捨てるのには、なにかと体力がいります。捨てる量が多いと憂鬱になってしまいますね。僕も、割とそのタイプです。ズボラなのです。

そういったズボラなかた(筆者含む)向けの、むしろズボラだからこそはかどる断捨離術についても記事にしてみたので、よかったら併せてどうぞ。

そこまでがんばれない!ズボラな僕らに捧ぐ逆転の断捨離術 – 物を捨てきれないなりにミニマリスト目指す。

前回の断捨離記事「直球!服を断捨離するには?僕が実践しているシンプルな三つのコツ …

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↑「断捨離とか意識高いことやってらんないぜ」そんな人向けのズボラ断捨離術

捕捉その2 : ミニマリストまとめ記事15選作りました

一年ブログを運営してきた中での選りすぐりのミニマリスト記事15選を作成しました。断捨離ノウハウ記事もまとめているので、あわせてどうぞ。

とりあえずこの辺押さえとけばOK!ミニマリストに興味のある人向け記事15選

またテレビでミニマリスト特集があったようですね。筆者はテレビを持っていませんが、 …

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↑時間がない人は、この辺押さえておけばとりあえず大丈夫なかんじ。

 

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