ミニマリスト志向の僕が、電子レンジと冷蔵庫を買い直したシンプルな理由。(と、多少のおすすめレビュー)

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ないなりです。

一年ぶりに書いた復活記事でも報告しましたが、今年2017年四月に、家電を購入しました。購入した家電は、冷蔵庫と電子レンジです。つまり、今まで自分は冷蔵庫と電子レンジを持っていませんでした。断捨離の結果、そうなりました。

そんな主要家電まで手放したミニマリスト志向者である自分が、何故、今更また冷蔵庫と電子レンジを買うことに? 今回の記事では、そのあたりを話していきたいと思います。

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冷蔵庫・電子レンジの購入理由

貯金したかった

冷蔵庫。そして、電子レンジ。

ミニマリスト志向する自分が、何故この二つの家電を購入しようと思ったかというと、端的な話、もっと貯金したかったからでした。食費を節制するのは節約の基本であり、それを実現するためには、食品を保存しておける冷蔵庫と、復熱できる電子レンジが必要でした。

婚活のためではなく、独立のため

この時期は、まだ婚活を始めていなかったので(そう、最近婚活を始めたのです)、貯金は結婚資金を意識したものではありませんでした。どちらかというと独立資金です。

仕事が忙しかったので、そろそろぴゅーしようかなぁと考えていました。ぴゅーした後はしばらくのんびり過ごし、創作で生計を立てる道を模索してもいいかなぁと。そう考えると、今よりもう少し貯金がほしいなと思ったわけです。

もともと、貯金に興味があるわけではなかった

自分は、今まで貯金を意識しない生活をしてきました(この辺参照)。

以前も書きましたが、ミニマリストというのは意外にお金がかかります。単純に「物を持たない」だけならプライスレスですが、「物を持たないけれど価値を得る」のには、それなりの出費が必要だからです。(ちょっとこれはブログカードも貼っときましょうか)

ミニマリストは少ないお金で暮らせない

「物は持たないが、価値は得る」ということ

たとえば、冷蔵庫を持たない暮らしで冷たい飲み物を手に入れるには、自販機やコンビニに出向く必要があります。これは冷蔵庫を所有せずに「冷たい飲み物」という価値を得るため、コンビニにその価値代を支払っていると考えることができます。この価値を実現するは、サービスであったり、クラウドであったりするわけですが、つまり、アウトソーシングです。

このアウトソーシングをせずに「物を持たず、価値も我慢」が節約で、「物を持たず、価値もいらない」が極限です。「物を持たないが、価値はほしい」は機能に分類できるでしょうか。そして、ミニマリスト6分類記事の定義に従えば、僕は機能重視のミニマリスト志向者でした。

「物を持たないが、価値は得る」は消費を生む

「物を持たないが、価値はほしい」というタイプのミニマリストが生み出す経済効果は、はかり知れません。何故なら彼らの出費は、投資ではなく消費だからです。

皆が冷蔵庫を買い「物を冷やす」という機能を中長期的に獲得するのに比べて、彼らは毎回「物を冷やす」という機能をコンビニに買い直しにいきます。要は、その出費は一過性のものであり、常に需要が発生し続けるということです。必要な時にしか買わず、不要な時に手放すということは、そういうことです。

THE・経済を回す刹那的な人間像…!

消費を満たしたうえでまだお金が余っていたので、貯金の必要がなかった

そういうわけで、自分は今まで「物を持たないが、価値はほしい」タイプのミニマリズムを実践してきました。そして、この生活をするうえで特に困っていなかったので、貯金の必要性も感じていませんでした。日々の暮らしの中で、既にお金が余っていたのです。使いもしないのに、そこまでがんばって所有する必要性を感じませんでした。

「もしかして将来必要かもしれない…」という気持ちに引きずられて、不要な物を持たない。それを金銭感覚にも適用していたわけです。

目的ができたので、「価値」を得るために貯金の必要性が生じた

ですが、「退職し、しばらく気ままに暮らそう、そこから創作で食べていこうかな」と考えると、話が変わります。ほしい「価値」ができました。そして、僕のミニマリスト志向は、必要だと感じた「価値」を獲得することには躊躇しません。

「価値」を実現するための具体案を考え、結果として食費の改善のために冷蔵庫と電子レンジを購入するのが、一番効果が高いだろうと考えました。

目的は変わったが、貯金意思は新たな目的に引き継がれた

もっとも、その後、仕事の稼働が落ち着き、退職しようかなという気持ちはだいぶ下がりました。忙しかったので退職を考えていただけで、自分の時間が得られるのであれば、現職に特段の不満はないからです。

ただ、最近、婚活を始めました。なので、今は貯金する別の理由ができた形です。まだ見ぬ誰かのための結婚資金です。

節約型ミニマリストに比重が移行

結果的に、今の自分は、機能重視型のミニマリストから節約重視型のミニマリストに少し比重が傾いた形です。そして、自分が節約重視型のミニマリストの感覚を体験して少し思ったのは、「もしある目的のためにお金が必要で、そのお金を得るために節約をしているのであれば、その人は機能重視型ミニマリストの変形といえるのかもしれない」ということでした。目的のあるお金ならば、それは無駄な所有ではありませんから。ミニマリストは、奥が深いです。

節約話については、いずれまた。

おわりに買った家電を晒す

ボックスタイプのハーフサイズ冷蔵庫、すごくオススメ

↓ちなみに、買った冷蔵庫はこんなかんじです。

 

安定のamazon購入で、お値段は大体1万ちょっとくらい。安かった。

軽く評価レビュー1: 木目柄イイ

自分は、美観的なセンスはほとんどないんですが、ふと思い立って、今回の冷蔵庫は木目柄にしてみました。このあとすぐ後述しますが、押入に入れても違和感ないです。おしゃれ。

軽く評価レビュー2: 小さいので押入に入る。押入デスク化と組み合わせると、最強

ハーフサイズの冷蔵庫なので、電子レンジを上に重ねた状態でも、押入の中にすぽっと入れることができるのがgoodです。僕は押入のふすまをとっぱらい、そこをデスク化したので、今は「デスクから手を伸ばせば、すぐ冷蔵庫」状態を実現していることになります。ミニマリスト志向的には、小さい冷蔵庫はそれだけで加点対象です。ハーフサイズ冷蔵庫いいよハーフサイズ冷蔵庫。

軽く評価レビュー3: ハーフサイズ冷蔵庫のくせに冷凍できる

ちなみに、この冷蔵庫、ハーフサイズのくせに簡易的な冷凍コーナーがついてます。まあ、ほとんど活用していませんが。冷蔵庫なし生活が長かったもので、冷凍食品は買わない習性が染みついているのです。しかし、一般的にこの簡易冷凍コーナーがとても便利であることは、理解できます。ありがたいことです。

電子レンジは普通

電子レンジは、特にこだわりなく、近所の家電売り場で目に付いたものを買いました。↓たしかこういう奴。

軽く評価レビュー: 安定のパナソニック

思い入れもないけど、不満もないです。700Wがうれしいくらい? 20アンペア二人暮らしエアコン常時稼働の環境で700W使っても、いっこうにブレイカー落ちる心配がないのは、さすがパナソニックさんといえるかもしれません。

以上です!

ないなり
マキシマリスト的気質とミニマリスト的気質の間でゆらゆら揺れながら、日々を楽しんでいる気ままな人。

反応・感想・リクエスト等お待ちしております。

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