以前、「あなたはどのタイプ?ミニマリストを六つのタイプに分類してみた」という記事でミニマリストを6つのタイプに分類してみました。ありがたいことに、この記事は当ブログの中でも人気上位で、たびたびまとめにとりあげられたりしているようです。
あなたはどのタイプ?ミニマリストを六つのタイプに分類してみた | 物を捨てきれないなりにミニマリスト目指す。
seminimalist.info
今回は、このミニマリスト6タイプの他に、新たに思いついた分類があるので、それについて書いてみたいと思います。
思いついたきっかけはtwitter
昨日、twitterにて「twitterの機能や既存のプラグインでは満足できなかったため、自分でプラグインを作った」という主旨の発言をしました。
そこで、ふと、「そういえばミニマリストって二つのタイプがいるな」と思い至りました。タイプというか、気質というべきかもしれません。
即ち、「何でもアウトソースしたいミニマリスト」と「何でも自分でやりたいミニマリスト」です。
何でもアウトソースしたいミニマリスト
このタイプのミニマリストは、アウトソーシングできるものは徹底的にアウトソーシングしようとします。むしろ、何でもアウトソースで代替することでミニマリストを実現しているといっても過言ではありません。
服はコインランドリーかクリーニング。食事は全て外食。本を読みたい時は図書館か漫画喫茶。住まいはホテルやゲストハウス。歩いていける距離でも、タクシーが使えるなら気兼ねせずタクシーを使ったりする。それが「何でもアウトソースしたいミニマリスト」です。
お金で時間を買っている
おそらく、この「何でもアウトソースしたい」タイプのミニマリストのかたは、「物を持たない」という物量的なコスト削減に加えて、時間の価値を非常に重視されているのだろうと想像します。自分の時間を浪費せずにそれが実現できるなら、積極的にアウトソースに頼っていくスタイル。
▼関連記事「ミニマリストは少ないお金で暮らせない」
ミニマリストは少ないお金で暮らせない | 物を捨てきれないなりにミニマリスト目指す。
seminimalist.info
アウトソースするミニマリストはお金がかかる
「何でもアウトソースしたいミニマリスト」のミニマルライフは非常にお金がかかります。アウトソーシングすることは、「アウトソースを買う」ということとニアリィイコールだからです。金銭によって、機能や時間を買っているわけです。
僕にとってのミニマリストの基本イメージは、どちらかというと、こちらの「何でもアウトソースしたいミニマリスト」です。そのため、簡素清貧のイメージでミニマリストを語られると、若干ぴんとこなかったりします。
管理人が読むブログの中でいうと
僕がよく拝見するブログの中で、ぱっとイメージするのは「物を持たないミニマリスト」さんなどです。「物を持たないミニマリスト」さん単体がというよりは、コメントされるかたの層も含めて、全体的にそういった気質を感じているのかもしれません。スタイリッシュ。
何でも自分でやりたいミニマリスト
少ない物の中でどう生き抜くか、どう自分で創意工夫するかというスタンスでミニマリズムを実現するのが、この「何でも自分でやりたいミニマリスト」です。
いわば、縛りプレイであり、DIY精神の極致といえます。そのスタイルは、テレビ番組でたとえるなら、鉄腕DASH的であり、黄金伝説的です。(僕は長らくテレビを観ていないのであまり自信がないのですが、この二つの番組は今もあるのでしょうか?)
自分でやりたいから、自分でやる
過去記事「あなたはどのタイプ?ミニマリストを六つのタイプに分類してみた」に登場した節約のミニマリストと似ていますが、一番の違いは、既製品に頼らないのが「節約のため」ではなく「自分でやりたいから」だったりする点です。
そのため、時々本末転倒になるケースもあります。「それ既製品の方がはるかに楽だったのでは?」と周囲に言われることもあるかもしれません。しかし、その指摘は多くの場合まとはずれです。何故なら、自分でやることに意義があり、自分でやることがアイデンティティであり、自分でやることが純粋に楽しいからです。
管理人が読むブログの中でいうと
僕がよく拝見するブログの中だと、「一日一食でミニマリストで原始仏教徒」さんや「はぴらき合理化幻想」さんは、自分のイメージする「何でも自分でやりたいミニマリスト」像に近いのかなと思ったりします。はぴらきさんは、初見ではアウトソース派かなと思いながら読んでいたのですが、今ではむしろ創意工夫派に近いのかなと感じています。ナス農家さんの生き様は、そのままリアルDASHのようです。
自分はどうか
もともとは「何でも自分でやりたいミニマリスト」タイプ
僕自身の目指すミニマリスト像は、どちらかというと「何でもアウトソースしたいミニマリスト」なのですが、素の自分は、どちらかというと「何でも自分でやりたいミニマリスト」に近いです。
今の自分と目指す方向がずれているのなら、是正していきたい
どちらのスタイルにも貴賤はないと思いますが、自分の目指す像とベクトルがずれているのはいかんなぁと思います。目標設定を達成できません。
また、自分の場合、「何でも自分でやりたいというより、他人に任せるのが下手なだけなのでは?」というセルフツッコミが発生します。スタイルではなく、ただのスキル不足であるなら、それは解消したく思います。
つまり、このブログは「物を捨てきれないなりにミニマリスト目指す」ブログであると同時に、「何でも自分でやりたいなりにアウトソースを目指す」ブログでもあるのかなと思いました。
まとめ
というわけで、新たに思いついた二つのミニマリストタイプについて書いてみました。いかがだったでしょうか。
過去記事「あなたはどのタイプ?ミニマリストを六つのタイプに分類してみた」に+2して8タイプというよりは、縦軸と横軸の関係性がしっくりくるかなと思いました。ミニマリストは、多くの場合、シンプルライフや断捨離と親和性がありますが、この区分は、シンプルライフや断捨離というよりは、THE ミニマリスト!というかんじがします。極限のにおいを感じるからでしょうか。
あなたはどちらのタイプでしたか?
反応・感想・リクエスト等お待ちしております。