さて、前回の記事「入社するなら辞め方を知っておけ!ちょうど今日退職してきた僕の退職手順」に引き続き退職に際しての手続き等についてご紹介していきたいと思います。
入社するなら辞め方を知っておけ!ちょうど今日退職してきた僕の退職手順 | 物を捨てきれないなりにミニマリスト目指す。
今回は、退職で受け渡し等が発生する書類についてがメインとなります。それでは、行ってみましょう。
退職の際に返却する必要があるもの・書類
退職の際には、以下のものを返却する必要があります。
- 社員証
- 社会保険証
- 名刺等
- 就業規則
- その他持ち出している社外秘資料
社員証
退職すると社員ではなくなってしまうので、社員証を返却する必要があります。ホルダーも支給されているのであれば、ホルダーの返却が求められることがあります。
社会保険証
退職に際して、社会保険証を返却しなければなりません。社員証は、入館証などを兼ねていないのであれば好きなタイミングで返却すればよいと思いますが、社会保険証は、万一の事故・病気に備えて、退職日ぎりぎりに返却するのがよいかと思います。滅多にないこととはいえ、人間なにに巻き込まれるかはわかりません。
名刺等
社員としての名刺はもう使えなくなるので、名刺の返却を求められます。ただし、これは使い切っているのであれば特に問題ないので、「使い切った」と伝えた上で、自分で破棄した方が簡単かもしれません。
就業規則
これはちょっと特殊なケースです。
うちの会社の場合、おもな業務形態がSES(システムエンジニアリングサービス)で、基本的に自社席というものがなかったため、就業規則書類は、各自が自宅で管理することになっておりました。そのため、退職の際に返却が必要でした。(バインダーごと返還しました)
普通は自席での管理となるかと思いますので、退職に際して、就業規則の返却を意識することはないはずです。
その他持ち出している社外秘資料
個人で保管している社外秘資料(持ち帰りで作業している場合等)は適宜返却しましょう。
退職の際にもらう必要があるもの・書類
次は、退職の際に会社から渡される書類等です。
- 離職票
- 源泉徴収票
- 雇用保険被保険者証
- 年金手帳
- 健康保険・厚生年金保険等 資格喪失証明書
離職票
離職票については、この記事を書いている現時点でまだいただいておりません。一か月後くらいに郵送で送るとのことでした。
こういった時間差で受け渡しが発生する場合がありますので、退職後数か月の間で引越しが発生する場合、会社に引っ越し後の住所を伝えておいた方がよいかと思います。すれ違いで、書類が紛失してしまってはトラブルのもとです。
源泉徴収票
これもまだいただいておりません。離職票は一か月後の送付ということでしたが、源泉徴収票については二か月後にいただけるとうかがっています。
2014年度分の源泉徴収票は既に受け取っているはずなので、二か月後に届く源泉徴収票がどういったものなのか自分自身よく把握していないのですが、退職によってあぶれた数か月分のみの源泉徴収票をいただけるのかな?と想像しています。(すいません。この点、自分も認識がふわふわしております。おって、追記したいです)
雇用保険被保険者証
新入社員の皆さまには、特にこの点をお伝えしておきたいです。
雇用保険被保険者証と年金手帳は、普通は会社側で保管するものらしいのですが、うちの場合、入社時に各自に返却され、自分達で管理する整理になっておりました。基本的に会社管理の雇用保険被保険者証を、こういった個人管理にまかせる会社も、実は珍しくないそうです。
この点を何も知らないでいると、入社時の他資料の中に雇用保険被保険者証がまぎれて、後で探すのに一苦労することになりますので、注意です。
ただし、仮に雇用保険被保険者証を紛失したとしても、再発行することは可能です。自分は無事保管している保険者証が見つかりましたのでことなきをえましたが(この点に関しては、自分の物持ちの良さに感謝です)、紛失していた場合、ハローワークで再発行することになります。
年金手帳
年金手帳についても、会社で保管する場合、個人で保管する場合の2パターンがあるので、注意が必要です。(日本企業は会社保管、外資企業は個人保管のケースが多いそうです)
雇用保険被保険者証と同じく、年金手帳の場合も、再発行は可能です。こちらはハローワークではなく、市役所等に出向くことになります。幸い、自分は同じく保管していた年金手帳が見つかったので、ここで躓くことはありませんでした。
健康保険・厚生年金保険等 資格喪失証明書
健康保険・厚生年金保険等 資格喪失証明書は、国民健康保険・国民年金に切り替える際に必要になります。
自分は転職するだけですので不要なのですが、うちの会社では、健康保険・厚生年金保険等 資格喪失証明書については、使う使わないに関わらず、退職時に一律渡すことになっていました。会社によっては、自分から能動的に要求する必要があるかもしれません。
まとめ
退職に際してやりとりする書類については、以上です。
自分は今回が初めての転職でしたので、備忘も兼ねて2記事にわたって退職についての手続き等について記事にさせていただきました。
三月からは新しい職場ですので、転職後に感じたことや、転職先会社の視点に立った必要書類、さかのぼって転職活動中のレポートなどについても、機会があれば記事にしてみたいと思います。
ではでは。
反応・感想・リクエスト等お待ちしております。
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